2010/04/13

企業的な社会、セラピー的な社会



小沢健二著の「企業的な社会・・」を非常に興味深く読んでいる。

ちょうどカール・セーガンの「悪霊にさいなまれる世界」に
リンクする部分があるので余計に、理解も早く読める。

「企業的な・・」って、どんな本なのと言うと
「起こっている出来事を正しく(惑わされず)理解する事、考える事とは」
と、ひと言では言い切れないのだけれど、言い切ってしまうとこうなるのでは。
最後まで読んでから、違ってたら訂正します。

それは「環境に良いエコカーを新しく買うという事がどういう事なのか」
という話から入って行く。

ちなみにセーガンの方は、天文学者であるのでもっと専門的な事実や
数字を挙げて、鋭く的を得た分析で話を進めて行く感じ。

オザケンはVOGUEの記事もとても面白かった。

当たり前だと思われている事が、そうなっているのはどうしてか
感情的に賛成したり否定したりするでなしに、調べて考える事。

ジョニ・ミッチェルが「私はいつも物ごとを疑う」と言っていたのを思い出す。

写真は、moebiusのイラスト。

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