2011/03/01

vestigial


なにかにつけて進化して行く世の中だけども、音楽においては退化を視野にいれて考えている。その場合の退化はローファイになる、とか、全く練習した事も触った事も無い楽器を使って感覚に従って演奏を行うと言う話では無い。(それはすでに進化した先のバリエーションだから)


もっと生命に近くあること、と言うか。全く空気感しか掴めていないのだけど、原始的な知性とか、細胞がもともと持つもの凄いシステムとか、そういうものにとても強く惹かれるので、注目している。


音楽にどうそれがいきるのか、さっぱり分かりません、もちろん。その上、それを退化と呼んでしまうのはおそらく間違いだと思うけれども。「星新一」的な話で言えば、何万年も先に原始人になってしまっている人類を、何万年も昔から来た文明の発達した人類が保護しにくると言う話が思い出されずにはいられない。

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