2010/07/06

Blade Runner Blues


Vangelisの「Blade Runner Blues」は本当に美しい曲で、
こういう曲が一曲でも残せたらさぞ良かろうと思います。

初めて聴く曲なのに望郷の念を感じる曲と言うか、
特に故郷を離れた事も無いのだけれど、故郷以前のもっと懐かしいものを感じてしまう。

ブレード・ランナーを映画で観たのはつい最近なんだけれど
私の想い描くディックの世界がそのままで最高でした。
少し暗いと言うか、ブルースを感じる、とても綺麗なわけじゃなくて
むしろ混沌と色々な物や情が絡み合う、ごみごみしている青くて雨が降っている感じ。

2つで十分ですよ!

ただ小説の方は、これはもっともっと世界が押し広げられてとてつもなかった。
キップルにまみれた廃墟の高層住宅群にただ1人住み着いているイジドア、
それから想像させる絵がものすごくクールでブルージーで、
これなんだよ!聴きたいものは。という感じ。

引き続きディックにハマっています。

さて、最近ツイッターをたまにやっていて、
欲しい情報がするーっと流れてくるので重宝する事がとても多いです。

そんな中、朝日新聞に掲載された「悩みのるつぼ」の記事を
何人かがリンクを貼っていたので私もその記事を読んでみました。

それは読者の悩み投稿に、著名な方々が答えるというシリーズで
その回の投稿に対する作家の答えに、予想とは違う答えで少し驚きました。

それは「家族が居るのに生徒に恋をしてしまう自分がとても嫌でどうしたら良いか」という高校教師の男性の悩みに対する車谷長吉さんの回答で、
実際にその記事を読まれると良いかと思いますが、
私はその回答に対して面白いと思うけれど、
何か絶対的な権力を持つ人に押さえつけられたような気分になって、
また人生の本当の姿と言うのがあるなら見てみたいと思いました。

ただ、世間体を気にして人生の真の価値を謳歌しないのは、
生きているとは言え無いと言うのは、
平凡でごくつまらない人生を生きてみないと判断出来ないと思いました。
80年ほど、きっちり平凡でつまらない人生を。

そして、その男性が家族を捨てて女生徒に走らない理由は
「世間体を気にする気の小ささ」だけなのか、と思いました。


*むむむ・・今日はコメントが書き込めませんね。
壊れているのかしら。
コメントお返事ちょっとお待ち下さい!

2 件のコメント:

頑固親父 さんのコメント...

人の感想は、いいから・・・・
次は、何時頃なのでしょう?

Mami Konishi さんのコメント...

頑固親父さん

アルバムは、事務所などのプランではなく、私個人で出すものなので、時間に追われずじっくり作っております。

気にして下さってありがたい限りです!!
が、はっきり決まっていないのが事実ですので、本当にゆっくり待って下さると嬉しいです。

今秋〜今年中では、あるかと思います。

制作がらみの情報や、リリースに関してのお知らせも、もちろん追ってこちらでお知らせして行きます。

それまで、いえ、これからも、私の他愛も無いブログにおつき合い下さい!