2011/05/29

lag


夜見る夢で忘れられないものがいくつかあるのですが、そのひとつになるであろうものを最近見ました。

裸足で、どこぞのサバンナの暗闇を、その土地の素朴な人々に連れられて早歩きをしていました。「土踏まずを浮かして歩くんだ」と指示をされながら、草を感じ、香りさえ感じそうな、静かだけれども心の高鳴る大自然の夜を、リズムよく皆で進んでいきました。次の場面では、暗闇の中にある泉。ものすごく深い事が水面を見て分かるほどです。周りに人も居て、飛び込まなければ行けない事もわかったけれど、先に誰かが飛び込んだばかりであるので、ぶつかっては行けないと思い、飛び込むのを躊躇しています。そこで目が覚めました。

あ、なんて事ないですね。かいてみると。ですが、私はその大自然の中では、何もクレイジーなものは無いんだな、と感じたのがすごく印象に残っているんです。すべて、歩いている事が歩いている事に、草の感触が感触に、飛び込めない事が飛び込めない事に、なんのズレも無く一致していたことが、シンプルでとても力強く感じました。

自分の必要としているものを夢で見たような気がしています。



0 件のコメント: