2011/05/23

The Bride Stripped Bare by Her Bachelors Even (The Green Box)



もう終わってしまいましたが、最終日前日30分前に駆け込んだシュールレアリスム展は素晴らしく、本当はもう一度行きたかったのですが、念願かなわずでした。震災の影響で延期になっていた巖谷國士さんの講演も、示唆に富んだ素晴らしい内容であったようで→ 行けなかった事がとても悔やまれます。

写真は、急いでみてまわるうちに出会う数々のクールな作品に混じって、特に目をひき印象に残った、マルセル・デュシャンの「グリーン・ボックス」です。これは、なんと図書館に資料があったので、早速予約をしました。ほかには、ラウル・ユバックというベルギーの写真家の作品が、全て、スタイリッシュで幻想的でぐっと惹き付けられました。

もとは中学時代に好きになったレメディオス・バロを通じて知ったシュルレアリスムという形態。全てが好きな訳ではなく、むしろ好きなものは少ないですが、心の深いところでは惹かれているのだと思います。メビウスがトラウマになるほど影響を受けたというレーモン・ルーセルも、きちんと踏み込んでみたいです。

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