2012/05/02

aware



最近はネイティブ・アメリカンの哲学、文化、著書に突然夢中になり、レイム・ディアーを皮切りにどんどん読み進んでいます。(と言っても、勘違いするなかれ!総じて心のすきまを埋める為のヒーリングやスピリチュアルには興味はありません。)

ネイティブ・アメリカンのスピリットやヴィジョンと言う考え方に惹かれるのですが、それは私が音楽に対して最も大切に思うエッセンスそのものであるからなのでしょう。

私は音楽の中に自然(これは、慣らされた自然ではなく、本当の自然の事)を見つけているんだと思います。それは、まさに「そのもの」であって、わざと良く見せたりするものではない自然です。ニュージーランドの大雪原にセスナで降り立った時の、あの畏れと高揚と静けさ!あれが、私にとってはかろうじて接した、初めての自然だったと思います。それは作ったりするものではなく、じっと耐え忍んで、変化をただ発見して見守り、耳をすます事でしか触れられないものです。


まさにテクノ・フィーリングだと思いませんか!


あらゆる音楽を聞いた時、「作られたもの」と、「元々あるものを表したもの」と大別されて私には感じられます。どちらが良い悪いとは私には決められませんが、本当に人に力を与えるのは後者だと信じています。そんな気がするだけです。

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