2011/01/19

Flora of Nepal






東京大学総合研究博物館にて「ヒマラヤ・ホットスポット」の展示。特にヒマラヤ山脈の植物研究に興味があった訳ではないのですが、この博物館自体に興味を持ち赴きました。でも、すぐに気に入りましたここの博物館。

平日の昼間にここに来る人はそうは居なく、ひとりガランとした展示をコツコツとゆっくり歩く。途中の古人骨のコレクションには、正直言って恐ろしさが先行してしまい、これじゃ発掘は出来ないなぁと、肝っ玉の小ささを少し残念に思う。博物館の意図は、出土した骨から性別や骨格や年齢をどう見分けるか、の基礎知識を知ってもらう所にあったそうなので、帰りは人も数人居た事だし、少しゆっくりきちんと見る。うーん、しかししゃれこうべがあそこまで並んでいると、やはりもの凄い迫力です。

そして、ヒマラヤ・スポット。キュレーターの方か、係の方で上品なご婦人が1人居て、しきりに歩き回ってはアルコール漬けの植物のビンとその説明を見て、感心した様な声を出しておられる。私は何がそんなに感心するのかとその方が別の場所に行ったあと同じ植物をよく見るが、全然分からない。きっと彼女にとってはこれは最高にハッとさせられるモノなんだろうな、とそっちの方に興味がわく。

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