念願中の念願、ジェームズ・タレルの作品のある地中美術館に
偶然、行く事が出来てすごく嬉しかった!
地中美術館は香川県の直島という所にあって、
直島それ自体がアートスペースのような、ものすごくこ綺麗な島であった。
港に草間弥生の赤いカボチャがどんとあったり、
旅人も気のせいか美大生ティックな人が結構居た。
地中美術館の作品数はもの凄く少ないけれど、
建物自体が安藤忠雄の設計で
ひとつひとつの作品に、それにぴったりの額縁の様に
しかるべき広さの空間を贅沢に与えて、全体が作品!という様な美術館。
ツメの甘さが極度に無くて、その点が異空間感をすごく出していた。
ずっと居たら、頭がおかしくなりそうだなと思うくらい。
救いは、結構おじちゃんおばちゃんがズカズカと鑑賞している現実か。
真っ白の部屋のモネは本当に綺麗で、おお美しい!と興奮したのですが
ちょっと松っちゃんの「しんぼる」を思い出してしまった。
それで、ジェームズ・タレルなんですが、これまた不思議なもので!
上の写真の「オープン・フィールド」と言う作品があって、
このブルーの部分が光で演出された平面かと思いきや
ずうっと奥まで空間が広がっているんですよ。
中は全くの青い光に包まれていて、空気まで青いんじゃないかと思うくらい。
それは、本当に憧れの空間でした。
定員が8名で、おじちゃん達と一緒に入ったのだけど
「はっはー、これは発見ですなあ。」とか
「やっぱり知恵のある人は違いますなあ」とか、
その異空間をぶち壊す大声でしゃべっているのがこれまた救いであった。
あげくの果て、美術館の人と間違われたので、ちゃっかり案内をして差し上げたり。
この作品には2回行ったのですが
1度目は平面だと思っていた空間に入れると言う事が
もの凄く夢の様に不思議で驚いたのですが、
2度目はもう、その奥に空間のある事を知っているので
平面にはどう見ても感じられなく、感動が薄くなってしまった。
なので、行ってみようと思う方はこれを読まない方が良いですね!
2 件のコメント:
おっちゃん、おばちゃんの掻き雑ぜ方いいですね!
直島おもろそうですね。
四国は仕事でちょいちょい行くんですが、直島は行ったことないです。
けど私は美術館より、うどんがいいです。香川のうどんはめちゃ安いし、うまい!
おっちゃん達はすごいですね!
予想してないところを突いて来ますから。
うどんも一度だけ食べました!
本当は私もうどん巡りたくて
「ゴッドハンド」という所に行きたかったんですが
閉まるの早いんですよ〜
今度行ったら絶対うどん!
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