先日、次回の作品へ向けてのレコーディングを開始しました。
今回はサックスの音、それに感じる質感やイメージを軸に声やピアノやその他の音色を使って作品を作ろうと思い、以前リリース後のライブで何度もご一緒させて頂いたサックス奏者の中村哲さんと新井一徳さんの音を素材として録ることから始めました。最終地点までどのようにいくか、その過程は手探りです。
Jeff Millsは、より多くの作品を早く作るためには「システム」が重要だと言っていました。その言葉に、素直にショック!自分に足りないものが何なのかといえばシステムそのものではないかと初めて気づき、もう多作に憧れるのは止めようと思いました。諦めは良い方です。私の音楽作りの過程はシステムも雛形もなく、想像だけを頼りにゼロから始めているので、毎回途方もない時間がかかります。本当にそれが嫌で嫌で・・・(笑)今回の録音過程で、少しでも自分のシステムが出来上がればと思います。
また、今回は発表する際に音楽の域だけではなく他分野の方と協力出来たらと考えています。こちらの方はまだ歩みだしてはいませんが、音がもっと形作られて来たら始めて行くつもりです。
それにしても、先日録音したサックスの音は私にとっては膨大な情報量!!これをどうするのだ。いくつか方法は考えていますが、、まあ誰にも急かされていないので、慌てずにやります。次回のレコーディング、年内に出来るかな・・・。
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