昨年からMINGUSSの新しいアルバムのプロデュースをして頂いているHiroshi Watanabeさんの、ギリシャKLIK RECORDSよりリリースする新しいアルバム"Sync Positive"のラストナンバーに、歌と作詞で参加させて頂きました。4月20日に、ギリシャと日本で同時発売です。アルバムについてのヒロシさんの想いはここに。
どの楽曲も美しいだけでなく、大地に深く根をはった揺るぎない力強さが感じられます。とはいえ、アーティストは常に孤独な闘いを独り繰り広げているもので(きっとどの種類の表現者の人も同じだと思いますが)、フッと息を吹きかけられただけでしなしなっとどこかに飛んで行きたくなって、そのまま帰ってくる勇気と言うのはなかなか取り戻せなかったりもすると思います。ただ、どこかへ行っても、何度も自分の軸に戻ってくる事が出来るとそれが糧になって、どんどん太って行く事になるんでしょう。その自分の軸に立ち返った強さが、音に込められていて、私の心を揺さぶります。
こう考えると、一度強烈なパンチでもくらって、どこか遠くに吹っ飛ばされるのも良いのかもしれないと思います。全ては音に。マイルスのトランペットの様に。「俺の肌の色は、俺の名前だ」と言うように!
是非、ヒロシさんの新しい音楽を聞いて下さい。
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