2011/03/09

optical frequency



先月残念だった事と言えば、この心底気に入った清水児王さんの「クライゼンフラスコ」を2度しか見られなかった事です。作品解説もここにずらっと書きたい所ですが、少し長いので根気のある時に。私にガマンと根気が芽生える事を祈って!そのかわりと言ってはなんですが、清水さんが引用していたバックミンスター・フラーの言葉をばさらに引用させて頂きます。いざ。

「物理学はこれまでに直線を見出していない。ただ波を見出したばかりである。物理学はこれまでに個体を見出していない。ただ高周波の生じる場を見出したばかりである。宇宙は、平行な三次元直交座標に従ってはいない。物理的エネルギーの世界は、常にあらゆる方向に拡散するか、または一点に収束する。 —フラー」

ムズカシイ!と思わないで冷静に読んでみる。

数学をきちんと学んでいないこの頭で5%くらい理解出来るニュアンスで考えてみると、ここには数学や物理という言葉が並んではいますが、そこからイメージする固っ苦しさや、限定されて答えが1つしか無いシャクシ定規なイメージとは全く別の、捉えがたいあやふやな、変化自在なものが、実はこの学問を学んで行くと見えて行くのでは無いかと気付きます。

そこにきっと美術や音楽が生まれるスキマがあるのでは、と。

とはいえ、やっぱり数学はニガテなんですよね、、、残念ながら。

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