2011/09/21

night of the vision point



さて、だいぶ近づいて来ましたのは台風だけではありません(18時現在)。MINGUSSプレゼンツの一夜、10月8日のnight of the visionまであと2週間ちょっとです。今回は、見所聞き所をご紹介致します。

まず、一緒に出て頂くのはこの方以外に考えられません。今回のアルバムをプロデュースして頂いたHIROSHI WATANABE(a.k.a.kaito)さんです。私の説明も不要ですが・・、世界中にその音に魅了されたファンが大勢いる、素晴らしい音楽家、DJ、プロデューサーの方です。今回はDJをして頂けるとの事です。ヒロシさんの音楽には、どんな時に耳にしても一瞬でその場を「なんて美しい場所なのか」と思わせてしまうロマンがあります。唯一無比な音楽です。初めてプレイを聞いたのはYellowクローズのパーティーで、デリックと一緒にプレイされていた時でした。懐かしいです。まさか関わって頂けるとは夢にも思いませんでした。

また、ヒロシさんの写真をご存知の方も多いと思いますが、とても暖かく懐かしく、誰の心にもポジティブな灯を灯す様な、素敵な写真を撮られています。ヒロシさんの写真の間(マ)は、広大な世界を物語っていて、まるでヒロシさんの音楽そのもののようです。こちらで何点かご覧になれます。今回は、プレイ中に白い壁全体にゆったりと写真を映し出す予定ですので、音と共に存分に世界を味わう事が出来ると思います。

また今回やらせて頂く永福町のsonorium(上の写真参考。こちらのサイトよりお借りしました)は、天井が高く、白くモダンで、まるでジェームズタレルの作品の様で、ひとめで気に入った場所です。演奏後も、どうぞロビーまたはアプローチでおくつろぎ下さい。天気がよい事を祈ります。ちなみにお向かいがお寺という、これまた変わった場所にございます。場所は永福町から8分程度。まっすぐですが少し歩きます。

そして、ミンガスですが。。
2年振りのライブです。今回は初の試みでライブをするのですが、以前も書いた通り2人のサックスプレイヤーを迎えての演奏になります。それも、ご縁があってとても素晴らしいおふた方に吹いて頂ける事になりました。新井一徳さんと、中村哲さんです。

新井一徳さんはミンガスでも何度か演奏して頂いた方です。以前は割とばりっと形の決まっている曲ばかりだったので、新井さんの真価を垣間みる事しか出来なかったのですが、今回リハに入ってみて驚きました。自由に、何色にも色を(色は例えですが。またその色も、複雑でとてもきれいなんです)変えて演奏してくれるので、トラックがまるで生きているようでした。経歴を密かに調べてみると、なるほどでした。新しい事にもすぐ反応して、音を生かす事の出来る方です。しかもシャレオツ&ハンサム。そして今回はサックスにワーミーかけてしまいます。その音は、感動ものでした。もう他に何も要らない音です。

そして中村哲さん。この方は、はっきり言いまして、巨匠です(はっきり言わずとも巨匠です)。私などがどうしてご縁があったのか不思議なくらい、日本の音楽シーンのほとんどに関わっているのではなかろうか、というサックスプレイヤー/キーボーディスト/アレンジャーの方です。残念ながら音を直接聞かせて頂いた事がないのですが(録音で、聞かせて頂きました)それはとってもアグレッシブでキレてて、もの凄い物でした。確か、頭脳警察での演奏だったかと思います。(*頭脳警察ではなく、四人囃子でした)ご本人曰く、最近はとてもリリカルになっているとの事です。

この方々にやってもらえる事になって、当初の考えは吹っ飛びました。プレイヤーを信じる事と、プレイヤーが両手両足を延ばして自由に楽しめる場を創る事を、始めは忘れていたのです。もうサックスだけが良いや、くらいの気持ちで居ますよ!今は。

あともうひとつ、今回はミンガスでも映像を流す予定です。どんな映像なのか・・?それは私のずっと憧れるものの風景や、イメージです。常日頃、「最高だと思う音とそれを助長する映像で囲まれた空間を提供したい。むしろその中にいたい!」と考えていましたが、今回はその第一歩となればと思います。

ご予約はこちらから。または私にどのような形でも結構ですのでご連絡下さい。
それか私からお誘いが行った場合、面倒なヤツだと思わず、あたたかく見守って下さい。

では、長い文章読んで頂いてありがとうございました。会場でお会いしましょう!

2 件のコメント:

頑固親父 さんのコメント...

長い文章・・・(とは感じなかったが)読み終えた。
行けないんだよな~。
30日に知人が札幌でライヴをするのは、仕事をやり繰りしつつ、マイカーで向かうんだけど、東京だと一泊二日では惜しいので(大学や前職の知人も大勢居る)。

商売を始めてからは、近くて遠い場所になってきた。

Mami Konishi さんのコメント...

頑固親父さん

次回、東京に立ち寄る際にライブが重なったとき是非・・
もしくは北海道遠征の機会を作れるよう精進しますね。

どうもありがとうございます!