2010/11/11

sophisticated & OVILI



先週、虎ノ門にある智美術館と言う所に初めて行き、これまた初めて現代の茶器の展示を見に行きました。陶芸にはとんと、と言うか全く興味を持った事はなかったのですが、朝日新聞GLOBEで記事を見かけて以来、もの凄ーーーく心にフックしてしまった小川待子さんという方の作品をどうしても見たくなり、ちょうど開催されていたので嬉しくなり行きました。

小川さんについての記事はこちらでも読めます。

彼女の作品はわずか2点のみでしたし、最初は結構ちまーっと置いてあるので、あ、これなのふーんみたいな感じでしたが、違う!何度か見るうちに、こいつは凄い!と大好きになりました。

1点は白銀の、両手の平ほどの大きさの何て言うんでしょうか、お皿のようなもので、表面に十字のようなクサビの様な模様が規則正しく並んでいるもの。もう1点は、灰青色のお椀くらいの深めの器でやや表面がつやっとしているもの。

・・と素人が言葉で説明しても全然アレなんですが、何が良かったかって、洗練されたものと原始的なものが小粋に融合してて、とってもスタイリッシュだった所!展示の仕方も綺麗でした。はい、彼女の作品に合う音楽はジェフの音楽です。洗練かつプリミティブ!・・って最近ジェフばっかりですね、ごめんなさい。

他にももの凄く美しい形のものやら力強い土器みたいなものもあり、現代陶芸がこんなに色鮮やかな世界なんだとは知らず、かなり驚き惹かれました。

ただ、あれは美しい飾り方をしなければ台無しですね。我が家なんかに置いたら、たちまちアンリが中で寝るか、誰かが足の小指ぶつけたりして邪魔者扱いにされそう。

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