2009/08/06

Kind of Blue



WEB上ではすぐ見当たらないのだけど、
NARSの店頭に行くとメイク・アップのチャートが観覧出来る。

様々な人種の様々な顔を様々な方法でメイクしている
非常に興味深いものになっていて、
こういう類いのはMACでも見かけるけれど、
実際の写真なのでより感動が大きい。

それで、あまりの美しさに一瞬、めくる手が止まってしまったのは
黒人女性の、とても美しいメイク。

黒い肌にメタリックな色がのると、
本当に綺麗で、芸術品と言う感じ。

ブラック・スキンは美しいなあ、と改めて思った瞬間であった。

どんな色でもあうからねえ。

渋谷で見かけた黒人の若い女性は、
ビーサンの紐の部分が、全部、偽っこダイヤやクリスタルになってる
うちの地元の靴屋では2000円くらいで売ってる感じのを履いていたんだけど
また、それが黒い肌にものすごく、映えること、この上ない!
高級感が出てた。

多分、私が履いたら偽っこダイヤっぷりがモロ見えになるけど、
ブラック・ベルベット・スキン上ではダイヤの輝きになっていた。

それで、思い出したのはJoni Mitchellが描いた
Miles Davisの肖像画。


彼女はこれを、マイルスの訃報を聞いて描いたという。

題名を「Kind of Blue」としたのは、
「マイルスの肌は驚くほど美しいマホガニー色であったけれど、
私の印象では、それが青に感じられたから」だそう。

そのエピソードが、すごく好きで、その感覚が最高だなと思う。

色は、見えている色をそのまま出さずに、本質を突けるんだなあ、と。

で、ここでまた思い出したのがゴーギャンと荒木飛呂彦!

話が長くなるので止めるけど、
ゴーギャン展は絶対に行かねばならぬ!


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