2012/11/09

coptic



月日の流れるのは早く、もう11月ですね!

月日と言えば、最近アマゾンで発見されたある民族には「時」の概念が無いとかで、話題になっていましたね。本当ならば、深く感銘を受けます。

しかし、少しばかり疑っている部分がありまして、、。なぜなら最近「世界民族大百科」なるものを借りて読んだ際、1番胸を熱くした『全部で20数人からなる部族。戦争や、敵と言う概念を持たないタサダイ族』が、素敵だけれどもあまりにも浮世離れしている感じがしたので調べた所、実は有名なでっち上げ(政府ぐるみの?)部族だったと言う事が分かって、非常にがっかりしたからです。その大百科は、嘘だとばれる前に出版してしまったんでしょうね。ある意味、伝説的な本です。

タサダイ族にがっかりしたと同時に、未開の部族にロマンを求める自分にもちょっとがっかりです。

さて、引き続き時間があればエジプトの歴史、ひいてはアフリカの歴史を調べています。

前回は、砂漠への思いを語りましたが、今回はコプト教について。エジプトの宗教と言えば、イスラム教ですが、少数ながらコプト教徒も住んでいます。コプト教については、是非調べてみて欲しいですが、平たく言うとエジプトのキリスト教の事です。オールドカイロと言われるエリアに行くと、古い教会や修道院があり、オールドと言うその名の通り、イスラム教が入る以前、エジプト人の多くはキリスト教でした。

エジプトに関する本を読みあさっている途中に知り、何故か異様に惹かれる様になったコプト教。恐らく、原始キリスト教を厳粛に受け継いでいるコプト教徒の佇まいに威厳を感じた事と、砂漠の中に修道院を構え、現世との関係を絶って神に仕える姿に、どちらかと言うと仏教徒の様な境地を感じたからだと思います。砂漠+仏教なんて、超絶クール!!と言うのが、まあシンプルな理由でしょうか。

と言う訳で、コプト教の修道院や教会を出来るだけ(安全に)観て来たいと思います。

同時に、今回もエジプトの後はベルリンへ行く事になっていますので、今着手している音楽を少しでも完成に近づけたいと思っています。マニュエルさんとも、今回はきちんとアポイントメントを取りました。もはや、私のグルですので、会えるだけで嬉しい!・・・でも、それ以上に新たな空気を吸い込んで、記憶して行ける事がとても嬉しいです。

それを音楽として(または別の形で)表して行く事が、何よりの希望で、喜びですね。

2012/10/15

sand



一昨日、新世界でのライブを終えて来ました。今回は、随分冷静に色をつける事が出来、ああこのやり方もまだ深められるなあなんて思いました。ご一緒だったMANDOGさんにも「SAXとの演奏が深い所で繋がっている、深い所から来ている感じがした。深い海を漂っている感覚がした。」と、この上なく嬉しいお言葉を頂きました。MANDOGさんに言って頂けると、自信に繋がります!

さて、話変わってエジプト行きは決定しました。音楽が目当ての旅ですが、何となく、民族音楽を聞いたり録音したりする事は段々どうでも良い感じになって来ました。それよりもどう考えても世界遺産がゴロゴロしているんだもの。。そして、演奏会へ行くよりは、街の香りをかいだり(クサいのはパス)、耳をすませたり、ピラミッドの見えるカフェかなんかでずっと一日過ごして空の移ろいを眺めたりする事の方が、より音楽へ向くような気がするのです、私の場合はですが。

しかし、今回は絶対に逃せない事がありまして、、

それは「砂漠」です。エジプト人にとってはただの砂漠かもしれませんし、私にとってだって砂漠は砂漠です。が、私の中では1年程前から「砂の質感」への憧れがあって、それはRoland Kirkのサックスにも感じるし、Nina Simonの声にもJoni Mitchellの声にも感じる。つまり砂の質感はブルースに感じる質感、そのものの様に思えます。なので、砂漠を全身で感じに行く事はマスト。それは、マンション前の公園の砂場の砂じゃダメなんです。アフリカ大陸の砂じゃなければ、ダメなんです!

でも、私は安全第一なので、こ綺麗な砂漠ツアーに参加しようと思っております。

2012/09/30

blue nile



9月ももう終わりに近づき、ただ今最も興味を持って調べている事はイスラム教に、アフリカ・西アジア史。何をいきなりと思われそうですが、一応経緯と目的はあるのです。

と、そんな今日この頃、どうやら年内にエジプトのカイロに行く事になりそうです。叔父がカイロに住んでいると言う事もあり、いつかは行くのかなあなんて思っていましたが、周りの友人を含めなんとなく「今しかない」流れになって参りました。

中東の情勢は非常に不安定で、外務省の情報を見ても「十分注意して下さい」を下回る事は、ほぼない模様。カイロときたら、革命から6月の大統領選までの間はもちろん、その後もずっと「渡航の是非を検討して下さい」でした。が・・・神の御心か、9月頃に引き下げになりまして、晴れて「十分注意して下さい」になったのです!

(と、思った矢先にムハンマドを侮辱する映画事件が発生していますが、どうやらまだ引き下げのままです。)

と言う訳で、もしこのまま無事に事が進めば、初のイスラム圏への旅となります。

現在、あまりにも中東の歴史・民族・宗教・政治に対しての知識がアッパッパー過ぎるため、急速に色々調べています。

イスラム教・ユダヤ教・キリスト教・パレスチナ問題・・・等とざっと調べて行くうちに、その地へ観光へ行く事に対して「危険だから」と言う理由での躊躇ではなく、なんとなく、私の様なお金にも大して不自由した事の無い「八百万の神の住む日本」人の、無宗教の女が、急に「イスラム教に興味があるから」「アラブ音楽に興味があるから」「そんな流れだから」と言う理由でバカンスに行く事に対して、別の意味での躊躇する心が湧いて来ているのは否定出来ません。

でも、それを言っちゃあおしまいよ。1つの細胞として、エジプトと言う未知の生き物にちょっと絡んでみよう。出来るだけ学んでから行こうと思います。

・・そして、そんな流れとはよそに、10月12日に「新世界」にてThe Dublessのリリースパーティーにてライブをします。詳細はまた後ほど。

2012/09/10

ritual



先日MUSIC SHAREにて本田みちよさんと楽しくトークをして参りました。私の慣れぬベシャリでお聞き苦しい所があったらば、大変失礼しました・・!アーカイヴがOTOTOY TV♭"MUSIC SHARE"にてアップされていますので、良かったらまた楽しんで下さいね。

ここ最近民族音楽しか聴いていないのは本当の事で、もっと言うとあまり音楽を聞かない日すら増えて来ているこの頃です。

次回作に民族音楽への興味が反映される事は間違いないのですが、問題は反映の仕方ですね。単純に、アラブの楽器をはじめ民族楽器の音は素晴らしいですし、音楽の構造もテクノそのものだと思うし、音階も西洋のものより複雑で素敵なので、それらの要素を入れればそれは良い感じの物になるに違いないですが、更にもっともっと分解して咀嚼してから、次回への反映のさせ方を模索したいと思っています。

また、民族音楽の在り方と言うか成り方と言うか・・なんの為の「音楽」なのか、どういう意味や役割を持つものなのか、思考を音楽の生まれたその時の脳みそまで戻して、体感して、音楽の原始的でありつつも新たな見方を発見してみたい!と思うのですが、、それにはなんだか脳の構造まで変えなきゃいけないですからね。そこは想像で補うしか無いのかしら。。ホモサピエンス=サピエンスの遺伝子の記憶を信じよう。

今はしばし、周りの目や評価を気にしないで、次回作への欠片を描きだして、どんな全体像が見えてくるのかを落ち着いて探って行きたいです。ツイッターやフェイスブックをやっていると、直ぐの評価がどーしても気になっちゃうんですよね、わたし。あれは、嬉しい反面、息が浅くなる=酸欠になる面もある。なので、しばらくライブも無い事だし、思う存分、自意識を次回作につぎ込みたいと思います!この時が、本当に1番楽しい時期です。

2012/09/07

MINGUSS on MUSIC SHARE

9/1に行われたTENKA3はとても楽しく素敵な思い出となりました。

サウンドチェック前にひとり会場を抜け出し、山道を歩き民家のところに出た途端に激しい雨に見舞われ、傘もないし時間も迫るし、仕方が無いので上着を傘に、走って山道を戻ると言う事件がありました。

その時の、遠く聞こえる雷と、焦りの為に大きく聞こえる自分の息使い、口が乾いて無言でただ走っている様子は、はたから見るとアホらしいですが、本人は「これが自然と言うものか。カミ様今は助けて。」と必死に祈っておりました。「インディアンの気持ちが少し分かるなあ」なんてね。自然と言うか、キャンプ場ですしね。イノシシが土を掘り返していたらしいけど、、。

持ってゆく機材、使う音色によって全くライブセットの印象が変わりますが、TENKAの時は少々コズミックな音色をチョイスをしたので、途中の土砂降りの雰囲気と良く響きあったかもしれません。次回野外で出来る機会があったら、もっとインプロの部分を長く取って、より周りに溶け込みたいです。

さて、次回は9月8日(土)MUSIC SHAREという音楽番組にて短い演奏とトークをします。Ustreamからご覧になれますので、良かったら是非。トークはレイヴ・パーティー以上に初めてです。そして政治家以上に失言が多く、笑ってはいけない所で笑う方なので、多少気をつけます。

9/8(土)21:00~ON AIR OTOTOY TV♭ "MUSIC SHARE" MINGUSS 21:45~(予定)

2012/08/31

TENKA3



直前の御知らせになってしまいましたが、明日9月1日(土)初めてレイヴ・パーティーでライブをします。レイヴってなんの事かは知っているつもりだけど、実際どういう意味なのかナーなんて試しに英和辞書でレイヴと引くと、【Rave:らんちきパーティーに参加する】などと出てくるので、眉をひそめている次第です。決して「らんちきパーティー」に眉をひそめているのではなく、MINGUSSがらんちきパーティーに来る人を楽しませられるのか、と言う点に疑問をもっている訳です。真実は明日この目で確かめて来ますね!明日の出演陣も、とても豪華です。


TENKA3   2012.09.01(SAT) 18:00 START  ■おおばキャンプ村 東京都西多摩郡日の出町大字大久野3741

[GUEST DJ]
HIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO
白石隆之

[GUEST LIVE ACT]
KENSEI+COPPE’+TONE
mergrim×kazuya matsumoto
MINGUSS
木歌(mocca)


and more...

タイムテーブルはこちら

MINGUSSの出演は午前3:20~4:00になります。夏の終わり、真夜中の奥多摩ではどんな音が聞こえるのか?とても楽しみにしています。

2012/08/17

Live at AIR




DOMMUNE出演→AIR出演→FREEDOMMUNEでマニュエル・ゲッチングさんと3度目の再会・・と言う怒涛の夏のひと時を送っておりました。60歳を目前にしたマニュエル自身と再会して感じた事、演奏された彼の音楽に対して感じた事、それらはとてもとても複雑なので言葉では表し難く、繊細で移ろいやすいイメージとして、でも強く鮮明に残っています。

ひとつ、小ネタとしては、マニュエルの「レディファースト」な心遣いを直に受けてしまって、日本人の私は機転が利かず、凄く恐縮だった事がありました。亭主関白的な日本の建前を、難なく自然に受け入れる事が出来ている私としては、レディ・ファーストはなんとも妙で、変な間をもってしまいますね。

また、ベルリンに会いに行きたいと考えています。出来るだけ、何かを直に受け取りたい!

さて。Night of the Visionをリリースして約1年。随分と次の作品へのアイディアも明らかになってきて、前回のAIRでそれが顕著に現れたかもしれません。とはいえ、色々な意味でライブの音楽はライブの為のものですので、それは実際に描いているものの一角でしかありません。9月以降はライブの予定も無いので、一旦腰を落ち着けて、次回の作品に突入して行こうかななどと考えています。次回のライブは9月1日。また詳細は後日お知らせしますね。

動画は、AIRでのライブ音源になります。DOMMUNEでの録音録画は残念ながらありませんので、もし録った方などいらっしゃいましたら、是非是非教えてください。

2012/07/25

8/1 MINGUSS on DOMMUNE


8月1日(水)に、HIROSHI WATANABE"Contact to the Spirits2" release partyの前夜祭として、ライブ・ストリーミングサイトDOMMUNEにてミンガスも演奏します。ライブ・ストリーミングですので、家に居ながらにしてライブがお楽しみいただけます。

この日は、おなじみ新井一徳さんに加え、ミンガス・リリースパーティーでもご一緒だった中村哲さんを迎えたトリオ編成で臨みます!憧れのDOMMUNEですので、全力疾走します。

8月1日(水) DOMMUNE 21:00~24:00 (MINGUSSは22:00~の予定)

8月3日の代官山AIRとはセットを変えますので、是非どちらもお楽しみ頂けたらと思います。目指せMODEL500!Alice Coltrane、Meshell Ndegeochello、私にフィーリングを!

2012/07/24

8/3 "Contact to the Spirits 2" release party at 代官山AIR





MINGUSS次回のライブは、8月1日(こちらはのちほど詳細アップします)と、8月3日の代官山AIRにてHiroshi WatanabeさんのMIXアルバム”Contact to the Spirits 2"のリリースパーティーに出演します。

8月3日は、とても素晴らしい日になりそうです。ヒロシさんのリリースパーティーと言う事で、共演も強力。なんと言ってもEchospaceが来日するのですから!Echoの事は、Juan AtkinsのStarlightのミックスで初めて知ったと思いますが、一音だけで世界観を出す事の出来る、希有なアーティスト。完全に、彼らの中にヴィジョンが見えているんでしょうね。。インディアン的に言えば、ヴィジョンが見えている彼らは間違いなくメディスンマンです。・・話がそれました。

3日のメインフロアの共演は、Echospace以外は全て日本のアーティストの方で、今回のアルバムにも収録されている、ヒロシさんが「本物」だと判子を押している方々です。Jun Yamabeさんや、BIRDCAGEさん。CDでの曲もとても素敵な音楽でしたので、凄く楽しみです!また、ラウンジにおいても、いつもお世話になっているDJの方々がサポートするとの事で、、小室ファミリーならぬKaito・ファミリー的な一夜になりそうですね。

イベントの詳細はこちらです。

また、Facebookでのページはこちら。アカウントをお持ちの方は、是非参加下さいませ。

ちなみに・・渋谷Tower Recordsで"Contact to the Spirits2"を購入すると、2000円で入場出来るディスカウント・チケットが特典でつくそうです。まだ未購入の方がいましたら、是非。

我こそはと言うクラバーの方、8月3日にお会いしましょう!


2012/07/04

7.16(mon) Atrip vol.14




MINGUSS次回のライブは、7月16日の海の日に、青山蜂にて行われるAtrip vol.14に参加します。Atripは毎回沢山のお客さんで賑わい、また出演する方々も多彩で強者揃い、フードも美味しく、ライブペイントまであるという(しかも、前回ペイントしていた女性の方が、絵はもちろん超クールな髪型をしていて、見とれていました)、とても充実している素敵なイベントです。休日の終電までですので、クラブへ行く人も行かない人も、楽しめると思います。

し か も。今回はHiroshi Watanabeさん、KENSEIさん、井上薫さんが揃って出演されます。凄いなあ〜サイン欲しいなあ。などとね、そういった下心は隠しつつ、MINGUSSは今回も新井一徳さんをサックスに迎え、新曲"Wayang"や前回Jicooでのライブ用に作った"ENKI"を交えつつ、Jazz Spiritを持ってライブします。

"Wayang"というタイトルからも察して頂けるかもしれませんが、ここ4ヶ月ほど、ほぼ民族音楽しか聴いていない私です。現在は、西アジア、アフリカ、バリの音楽どれにも魅せられています。機械を使っての作業によって、ついに精神に異常をきたしたのか。個人的な感情を乗せた音楽から、より個人を無くしていったような音楽にのめり込んでいるのは、何かのメッセージなのか。はたまた、いつもの様に気まぐれなプリミティブへの憧れか。

ひとつ確かな事は、多彩な音階、そして邦楽器における”サワリ”のように、完全にクリアではない、なにかしらの余計な(?)音に惹かれているんでしょう。

Atrip Vol.14

2012年7月16日(月・祝)15:00 - 23:00 Door ¥2,500 (1Drink)
WithFlyer or Discount ¥2,000 (1Drink)

at 青山蜂


Guest DJ:

4F DJ KENSEI (COFFEE&CIGARETTES BAND)【SPECIAL LOUNGE SET】

3F KAORU INOUE (SEEDS AND GROUND)【DEEP House SET】

2F Hiroshi Watanabe a.k.a. KAITO (KOMPAKT/KLIK RECORDS)
【Contact to the spirits 2 release tour. SET】

GUEST LIVE: MINGUSS


2012/06/12

Wayang Kulit



いま最も行きたい場所のひとつに、インドネシアのバリ島があります。「神々の住む島」と言われるバリ島。複雑で豊かな「ガムラン」や「ジェゴグ」をなんとしても目の前で聴いてみたい!寺院や、バリ・ヒンドゥーの信仰の元に生活する人々、ヤシの油でボゥっと照らし出される、うつくしいワヤン・クリッ。そして想像を絶するであろう寺院祭礼「オダラン」。こういったものに、今非常に魅力を感じています。

ガムランを聴きたい理由は、音楽的な魅力はもちろん、何よりもそれが神様の為の音楽であるからです。彼ら、本当につまらなそうに演奏しているでしょ。あんなに壮絶な音楽を。その心境たるや非常に興味をそそられます。日本でもそう言った音楽があるじゃないかとは、言うなかれ。そこは好奇心、行った事の無い所に行きたいのです。

自分のオリジナリティをどうにか音楽に表すと言うのは、私には好ましくない。個を主張する音楽ではなく、何か、絶対に抗えないものの為に奏でる音楽や音に、いつの間にか惹かれる様になってきています。不思議ですね。5年前くらいは、どうにか自分だけのものを確立しようと努力していたのだけど、今はそんな事は全く求めていないし、真逆のルートが正しいと思い始めています。